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本日ご紹介するグッズは、任天堂のトランプと花札デザインの吊り下げPOP広告です。
● 明治時代に花札の製造から始まった任天堂
社会的な大ブームを巻き起こしたファミコンやスーパーファミコンの生みの親である山内溥さんの曾祖父にあたる山内房治郎さんが、1889年に手作りの花札を製造したことから任天堂が始まりました。
花札とは日本特有のかるたの一種で、一組48枚という構成は当時48枚組だったポルトガルのトランプから由来しており、2人で遊ぶ「こいこい」や、3人で遊ぶ「花合わせ」の遊び方が一般的です。
のちに日本初のプラスチック製トランプ・囲碁や将棋の道具・かるた・麻雀牌など、カードゲームやボードゲームの製造を行い任天堂の基盤を作りました。
● 当時花札は使い捨てだった？
勝負のたびに新品を使用していたので、賭博場で使われていた花札は1回しか使用されていませんでした。
その理由は札にキズや印を付けたりするイカサマを防止するためです。
山内房治郎さんの製造する花札は安価かつ品質が良く、次々と注文が入り常に品薄状態となるほどでした🎴
● 任天堂を代表するキャラクターといえば
創業以来、花札やトランプなどさまざまなおもちゃを製造販売していた任天堂は、ファミリーコンピュータ用ゲームソフトとして1985年に発売した「スーパーマリオブラザーズ」が世界的大ヒットとなりました。
累計販売本数はスーパーマリオシリーズのみで2018年時点で全世界3億4000万本に達しており、ゲーム業界全体で世界1位の記録となっています。
ちなみに1981年に登場したアーケードゲーム「ドンキーコング」がマリオの初登場です。
キノピオたちが暮らすキノコ王国がクッパ率いるカメ一族に攻撃され、王国をおさめるお姫様・ピーチがクッパにさらわれてしまい、配管工の兄弟・マリオとルイージが敵を倒しながらクッパ城を目指しピーチ姫を救い出すというストーリーです。
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