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本日ご紹介するグッズは、旧タカラ ゼンマイ トコトコ ダッコちゃん ジャンクです😊
● 昭和の時代に大ブームを巻き起こしたダッコちゃん
製造元は宝ビニール工業所（のちのタカラ）で、特殊な目のシールがウィンクしてるように見えることから木のぼりウィンキーや、黒ん坊ブラちゃんの名称で売り出されました。
木にしがみつくコアラのような形状をしており、輪っかの形をした両手足で腕などに抱きつくようにぶら下げることができます。
1960年から若い女性を中心に大ブームが起こり製造が間に合わないほどの売れ行きを見せ、腕にぶら下げて歩く女性が見られるようになり、マスコミが取材をする中でダッコちゃんという愛称が付けられました。
簡単な構造だったことから多くの偽物が流通するほどでしたが、本物だけでも累計販売数は600万個を超え1960年代を代表する玩具となり、製造元の宝ビニール工業所がタカラとなる基盤をつくりました。
のちにダッコちゃんはアメリカから黒人蔑視との批判を受けて、タカラは黒人がモデルではなく日焼けした子供のデフォルメと釈明しましたが、商品自体の売り上げ減少もあり1988年に製造が停止されました。
時は流れ2000年、タカラ社長に就任した佐藤慶太さんは「ダッコちゃんの復活」を社命に掲げ、同年3月に社内にダッコちゃんの復活プロジェクトが立ち上がりました。
そして2001年にだっこちゃん（だっこちゃん21）の名称で登場し、人種差別的と指摘された要素を取り払い、代わりにとんがり頭としっぽがつき、カラーバリエーションも黒のほかピンクやブルーなどが展開され人気を集めました。
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