今回は『SHARP シャープ ポータブルMDレコーダー MD-M20 ジャンク』を買取させていただきました!

以前には『SONY ソニー WALKMAN MDウォークマン ポータブルMDプレーヤー MZ-E10』の買取も行いました。
詳しくは参考買取価格ページをご覧ください。

他にも、『AKAI アカイ PDM-7R ポータブルMDレコーダー ジャンク』の買取も行っています。
詳しくは参考買取価格ページをご覧ください。

お家の整理をしていて、昔のMDプレーヤーが出てきたことはありませんか?特に「もう動かないから価値がない」と思って処分を検討されている方も多いのではないでしょうか。
実は、動作しないジャンク状態のMD機器でも、思わぬ価値を持っている場合があります。先日、環七ホビーでもSHARP製ポータブルMDレコーダー「MD-M20」のジャンク品をお客様からお預かりし、適正な査定をさせていただく機会がありました。
この記事では、なぜジャンク品のMD機器に価値があるのか、どのような点が査定で評価されるのかについて、専門店の視点から詳しく解説いたします。
目次
1. SHARP MD-M20とは?その特別な価値
革新的だった小型設計
SHARP MD-M20は、1995年に発売されたポータブルMDレコーダーです。発売当時、「最小・最軽量のMDレコーダー」として大きな注目を集めました。MD(ミニディスク)がまだ新しいメディアだった時代に、SHARPの技術力を示す象徴的な製品でした。
技術的特徴
MD-M20の主な特徴として、以下の点が挙げられます:
- 当時最小クラスのポータブル設計
- 高品質なデジタル録音・再生機能
- 優れた携帯性と操作性
- 専用リモコン(AD-M20RM)による遠隔操作
歴史的意義:MD-M20は、デジタル音楽機器の小型化競争において重要な役割を果たした製品です。現在のスマートフォンやデジタル音楽プレーヤーの原型ともいえる存在で、オーディオ史上においても価値のある機器として評価されています。
2. ジャンク品でも価値がある理由
部品としての価値
動作しないMD-M20でも、以下の部品に価値があります:
- 光ピックアップユニット:同機種や類似機種の修理に必要な重要部品
- 液晶ディスプレイ:当時の小型液晶は現在では入手困難
- 基板・電子部品:レアな半導体や電子部品が使用されている
- 外装ケース:美品状態であれば修理用として需要あり
修理・レストア需要
オーディオ愛好家やコレクターの中には、ヴィンテージMD機器を自分で修理・レストアする方が多くいらっしゃいます。そのため、ジャンク品でも修理のベース機として一定の需要があります。
コレクション目的
「コレクションを完成させたい」「展示用として欲しい」という目的で、動作しない機器でもお探しの方がいらっしゃいます。特にMD-M20のような歴史的意義のある機器は、動作の有無に関わらず価値を認められる場合があります。
3. 査定で重要となるポイント
外観の状態
ジャンク品といえども、外観の状態は査定において重要な要素です:
- 本体ケースの傷や破損の程度
- 液晶画面の状態(割れ、表示不良など)
- ボタンやスイッチの物理的な状態
- 電池ボックスの腐食の有無
付属品の有無
以下の付属品が揃っているかどうかで査定額に影響します:
- 専用リモコン(AD-M20RM)
- 電池ケース
- 取扱説明書
- 元箱・パッケージ
故障の症状
どのような症状で動作しないかも査定のポイントです:
- 電源が入らない
- ディスクを認識しない
- 音が出ない
- 録音ができない
- 操作ボタンが反応しない
4. SONY・Panasonic等、他ブランドのMDレコーダーについて
SONY製MDレコーダー
MD規格の開発元であるSONYのMDレコーダーは、特に高い人気を誇ります:
- MZ-R30/R50/R70シリーズ:初期の名機として現在でも高評価
- MZ-NH1/NH3HD:Hi-MD対応の高機能機種
- MZ-B100/B10:業務用としても使用された信頼性の高いモデル
Panasonic製MDレコーダー
Panasonicも独自技術でMD市場に参入していました:
- SJ-MR50/MR100シリーズ:独自のデザインと操作性
- SJ-MJ50シリーズ:コンパクトで人気のあったモデル
その他のブランド
KENWOOD、AIWA、TASCAM等のメーカーからも特色あるMDレコーダーが発売されており、それぞれに固有の価値があります。
ブランドによる価値の違い:一般的にSONY製品は最も需要が高く、SHARP、Panasonic製品も安定した価値があります。しかし、希少性や特殊機能によっては、マイナーブランドの製品が高値で取引される場合もあります。
5. MDレコーダー市場の現在とコレクター需要
レトロオーディオブーム
近年、1990年代〜2000年代のオーディオ機器に対する関心が高まっています。特にMDは、デジタル録音の利便性とアナログ的な操作感を併せ持つメディアとして再評価されています。
海外での人気
MDは日本独自の発展を遂げたメディアですが、最近では海外のコレクターからも注目されています。特にヨーロッパやアジア諸国でのMD機器への関心は年々高まっています。
修理技術者の存在
MD機器専門の修理技術者が存在し、ジャンク品を修理して再び使用可能にする技術があります。このことも、ジャンク品の価値を支える要因の一つです。
6. よくあるご質問
7. 環七ホビーについて
私たちの特徴
環七ホビーは、おもちゃ・ホビー用品を中心とした買取専門店として、お客様の大切なコレクションを適正に評価し、丁寧に取り扱わせていただいております。
- 専門知識:オーディオ機器に詳しいスタッフが在籍
- 丁寧な査定:一点一点を詳しく確認し、適正な評価を実施
- 幅広い対応:他店で断られた商品でも査定可能な場合があります
- 透明性:査定理由や価値について詳しく説明いたします
買取方法について
以下の3つの方法で買取を承っております(すべて予約制):
- 店頭買取:直接ご来店いただく方法
- 宅配買取:お品物を郵送いただく方法
- 出張買取:ご自宅までお伺いする方法
まずはお電話やメール、LINEでお気軽にご相談ください。お客様のご状況に合わせて、最適な買取方法をご提案いたします。
- 電話:0120-747-774(営業時間:10:00〜20:00 年中無休)
- メール:info@kan7hobby.com
- LINE:@862smgbs
詳しくは弊社ホームページ(https://kan7hobby.com)をご覧ください。
※この記事の内容は2025年9月時点の情報に基づいています。買取価格は市場動向により変動する場合があります。具体的な査定については、実際にお品物を拝見させていただいてからのご提示となります。





