今回は『ダイヤモンドアンテナ SX-1000 SWR&パワーメーター アマチュア無線機』を買取させていただきました!
以前には『NASA ナサ 72GX-Ⅱ 無線機 ジャンク』の買取も行いました。
詳しくは参考買取価格をご覧ください。
他にも、『ナショナル RJ-450 トランシーバー ジャンク』の買取も行っています。
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お手元のアマチュア無線機器、眠ったままになっていませんか?
先日、当店ではダイヤモンドアンテナ(第一電波工業)製のSX-1000 SWR&パワーメーターをお買取りさせていただきました。この測定器は1.8MHz~1300MHzという広帯域に対応し、2センサー内蔵で正確な測定が可能な、アマチュア無線家の方々から長く信頼されている定番機種です。今回は、このSX-1000について、製品の特徴や売却時に知っておきたいポイントなどを詳しくご紹介いたします。
目次
ダイヤモンドアンテナ SX-1000とは
SX-1000は、第一電波工業株式会社(ブランド名:DIAMOND ANTENNA/ダイヤモンドアンテナ)が製造・販売していたアマチュア無線用の通過型SWR&パワーメーターです。アマチュア無線の世界では、ダイヤモンドアンテナは高品質なアンテナや周辺機器のメーカーとして広く知られており、SX-1000もその信頼性の高さから多くの無線家に愛用されてきました。
この測定器は、送信機とアンテナの間に接続して使用する通過型(透過型)の計器で、進行波電力、反射波電力、そしてSWR(定在波比)を測定することができます。アンテナシステムの調整や日常的なチェックに欠かせない機器として、長年にわたり多くの局で活躍してきました。
SX-1000の主な特徴と仕様
SX-1000の最大の特徴は、その広帯域対応にあります。1.8MHz~1300MHzという周波数範囲をカバーしており、HF帯からVHF、UHF帯まで幅広い周波数での測定が可能です。これにより、複数のバンドで運用されている方でも、一台で対応できる利便性があります。
主な仕様
- 周波数範囲:1.8~1300MHz
- 測定方式:通過型(透過型)
- センサー:2センサー内蔵
- 測定項目:進行波電力、反射波電力、SWR
- コネクター:M型(Mコネクター)
- 電力測定レンジ:複数レンジ切替式
通過型方式の採用により、挿入損失が小さく、測定器を接続することによる給電系への影響を最小限に抑えられる点も大きなメリットです。測定系に影響を与えないことは計器として重要な要素であり、正確な測定を行う上で欠かせない特性といえます。
SWRパワー計の役割について
SWRパワー計は、アマチュア無線において非常に重要な測定器です。その役割を理解することで、この機器の価値をより深く知ることができます。
SWR(定在波比)とは
SWRは「Standing Wave Ratio(定在波比)」の略で、アンテナと送信機の整合状態を示す指標です。送信機から送り出された高周波電力(進行波)がアンテナで完全に放射されず、一部が反射して戻ってくる(反射波)ことがあります。この反射波が大きくなりすぎると、送信機の故障や電波障害の原因となります。
理想的なSWR値:SWR 1.0が完全な整合状態で、反射波はゼロとなります。一般的には、SWR 1.5以下であれば良好な状態とされています。
パワー測定の重要性
送信出力を正確に把握することは、適切な運用を行う上で欠かせません。過大な出力での運用は近隣への電波障害の原因となりますし、逆に出力が低すぎると十分な通信距離が得られません。SWRパワー計があることで、これらを適切に管理することができます。
SX-1000の中古市場での評価
SX-1000は製造終了後も中古市場で一定の需要があります。その背景には、広帯域対応という実用性の高さと、ダイヤモンドアンテナブランドへの信頼があります。
オークションサイトでの取引を見ると、状態や付属品の有無によって価格は変動しますが、動作品であれば常に需要がある状況です。特に、外観の状態が良く、正常に動作する個体は安定した評価を受けています。
需要が継続する理由
- 広帯域対応により、複数のバンドで使用できる汎用性
- 通過型方式による測定精度の高さ
- ダイヤモンドアンテナの信頼性とブランド力
- 後継機種と比較しても基本性能は十分実用的
- アマチュア無線の周辺機器は長期間使用されることが多い
売却時に知っておきたいポイント
アマチュア無線用の測定器を売却される際には、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。
動作状態の確認
まず重要なのは、メーターが正常に動作するかどうかです。針の動き、各レンジの切り替え、コネクター部分の状態など、基本的な動作確認ができていると安心です。ただし、動作確認ができない場合でも、状態によってはお取り扱いできることもあります。
付属品について
元箱や取扱説明書が揃っていることは、査定において好印象となります。また、ケーブル類などの付属品がある場合も、一緒にお持ちいただくことをお勧めします。ただし、本体のみの場合でもお取り扱いは可能です。
外観の状態
測定器は工具ではありませんが、長年使用されていると筐体に傷や汚れが付いていることも珍しくありません。大きな破損がなければ、多少の使用感は問題ありません。可能であれば、ホコリを払うなど簡単な清掃をしていただけると良いでしょう。
まとめて売却する場合
アマチュア無線機本体や、他の周辺機器(アンテナ、電源、リニアアンプ、電鍵など)をお持ちの場合、まとめて査定させていただくことも可能です。無線機を卒業される際や、機器の整理をお考えの際は、ぜひご相談ください。
後継機SX-1100との違い
SX-1000の後継機種として、SX-1100が発売されています。両者の主な違いについて簡単にご説明します。
基本性能の比較
SX-1100は、SX-1000の基本設計を踏襲しながら、測定精度や機能面でいくつかの改良が加えられています。周波数範囲は同じ1.8~1300MHzですが、内部回路や測定アルゴリズムが最適化されており、より正確な測定が可能となっています。
購入検討中の方へ:現在市場で流通している新品・中古品をお探しの場合、SX-1100の方が入手しやすい状況です。ただし、SX-1000も実用上は十分な性能を持っており、中古での入手を考えられる場合は良い選択肢となります。
中古市場での位置づけ
SX-1100の方が新しい製品であるため、中古市場では若干高めの評価となる傾向があります。しかし、SX-1000も基本性能は十分に高く、日常的な使用においては全く問題なく活躍できる機種です。どちらも需要がある状況が続いています。
よくあるご質問(FAQ)
はい、本体のみでもお取り扱い可能です。もちろん、取扱説明書や元箱、ケーブル類などが揃っている方が査定では好印象となりますが、本体だけの場合でも問題ございません。お気軽にご相談ください。
メーターの針の動きに問題がある、表示が不安定など、動作に不具合がある場合でも、状態によってはお取り扱いできる可能性があります。修理が可能な範囲の故障であれば対応できることもありますので、まずは現状をお聞かせください。ただし、動作品と比較すると評価は変動いたします。
一般的には、後継機種であるSX-1100の方が若干高めの評価となる傾向があります。しかし、SX-1000も1.8~1300MHzの広帯域対応で、2センサー内蔵による正確な測定が可能な優れた機種です。状態が良好であれば、十分な価値を持つ測定器として評価されています。
はい、もちろんです。SWRパワー計だけでなく、トランシーバー本体、アンテナ、電源装置、リニアアンプ、電鍵、チューナーなど、アマチュア無線関連の機器を幅広くお取り扱いしております。無線機を卒業される際や、機器の整理をお考えの際は、まとめてご相談いただけます。
当店では、店頭買取、宅配買取、出張買取の3つの方法をご用意しております。いずれも予約制となっております。
環七ホビーについて
環七ホビーは、ホビー・おもちゃ全般を取り扱う買取専門店として、長年にわたり多くのお客様にご利用いただいております。アマチュア無線機器につきましても、専門知識を持ったスタッフが丁寧に査定させていただきます。
当店の特徴
- ホビー用品全般の買取に対応した専門店
- アマチュア無線機器の知識を持ったスタッフによる適正な査定
- 店頭・宅配・出張の3つの買取方法に対応(いずれも予約制)
- 関東全域を中心とした幅広い対応エリア
- 法人様からのご依頼にも対応
当店では、無線機本体はもちろん、SWRパワー計のような周辺機器、アンテナ、電源装置、測定器など、アマチュア無線に関する機器を幅広くお取り扱いしております。箱がない、一部のパーツが足りないといった場合でも、まずはご相談ください。
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お見積りやご相談は無料で承っております。価値があるかどうか分からないものでも、お気軽にご相談いただけます。また、古物商許可を取得した正規の買取店として、適正な手続きのもと、安心してご利用いただける環境を整えております。
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