東宝特撮の名作「キングコング対ゴジラ」オリジナルチラシを買い取りました

 

今回は『当時物 オリジナル 東宝 キングコング対ゴジラ チラシ』を買取させていただきました!

当時物 オリジナル 東宝 キングコング対ゴジラ チラシ

当時物 オリジナル 東宝 キングコング対ゴジラ チラシ


 

以前には『新宿京王 東宝 キングコング対ゴジラ オリジナル ポスター 上映スケジュール付』の買取も行いました。

詳しくは買取ブログをご覧ください。

新宿京王 東宝 キングコング対ゴジラ オリジナル ポスター 上映スケジュール付

 


 

他にも、『アルバトロスジャパン 地球防衛軍秘密基地本部 ゴジラ 1962 キングコングvsゴジラ ポリストーン製リアルフィギュア』の買取も行っています。

詳しくは参考買取価格をご覧ください。

アルバトロスジャパン 地球防衛軍秘密基地本部 ゴジラ 1962 キングコングvsゴジラ ポリストーン製リアルフィギュア

 


 

先日、お客様より1962年公開の東宝映画「キングコング対ゴジラ」の当時物チラシをお買い取りさせていただきました。60年以上前の貴重なオリジナルチラシで、保存状態も良好な素晴らしい品でした。

この作品は東宝創立30周年記念作品として製作され、ゴジラシリーズ第3作にして初のカラー作品です。日米の怪獣王が激突するという画期的な企画で、観客動員数1255万人という驚異的な記録を残しました。

今回は、この歴史的名作のオリジナルチラシについて、買取専門店の視点から詳しくご紹介いたします。

映画「キングコング対ゴジラ」とは

作品の概要

  • 公開年: 1962年(昭和37年)8月11日
  • 製作: 東宝株式会社
  • 監督: 本多猪四郎
  • 特技監督: 円谷英二
  • 音楽: 伊福部昭
  • 主演: 高島忠夫、藤木悠、有島一郎、浜美枝
  • 観客動員: 1255万人

あらすじ

太平洋製薬のテレビ番組視聴率向上のため、宣伝部長の多胡は部下の桜井と古江を南海の秘境ファロ島へ派遣します。伝説の魔神を探すという企画でしたが、二人が島で遭遇したのは巨大な怪獣キングコングでした。

一方、北極海では氷山に閉じ込められていたゴジラが原子力潜水艦の攻撃により氷が溶け、7年ぶりに復活。日本に向かって北上を始めます。

太平洋製薬は視聴率獲得のため、キングコングを日本に連れ帰ることを決定。しかし輸送中に麻酔が切れたコングは暴れ出し、東京湾に逃走してしまいます。

そして運命の対決の時。富士山麓でゴジラとキングコングが激突し、壮絶な戦いを繰り広げます。二大怪獣は取っ組み合いながら熱海城まで移動し、最後は海に落下。やがてキングコングだけが海面に浮上し、故郷の島へ泳ぎ去っていくのでした。

作品の歴史的意義

本作は以下の点で映画史に残る重要な作品となっています:

  • ゴジラシリーズ初のカラー作品
  • アメリカのキャラクター「キングコング」との国際的コラボレーション
  • 東宝創立30周年記念作品としての大規模製作
  • 観客動員1255万人という空前の大ヒット
  • 円谷英二特技監督の集大成的な特撮技術の結晶

当時物チラシの価値と希少性

なぜ「キングコング対ゴジラ」のチラシは貴重なのか

1962年公開当時のオリジナルチラシが高い価値を持つ理由は、以下の要素によります。

1. 時代背景による希少性

公開から60年以上が経過しており、紙媒体という性質上、現存する数が極めて限られています。当時は映画館で無料配布されていたため、多くが処分されてしまいました。きれいな状態で保管されているものは特に貴重です。

2. 映画史における重要性

東宝30周年記念作品であり、ゴジラ初のカラー作品。さらに日米の怪獣王が対決するという唯一無二の企画は、映画史に残る画期的な試みでした。歴史的価値の高さが、チラシの価値にも反映されています。

3. デザイン性の高さ

1960年代の映画チラシは、現代とは異なる印刷技術とデザイン感覚で制作されています。特撮シーンの迫力や、当時のグラフィックデザインの美しさが、コレクターアイテムとしての魅力を高めています。

4. バリエーションの存在

「キングコング対ゴジラ」のチラシには、以下のような様々なバリエーションが存在します:

  • 全国版(標準デザイン)
  • 地方版(地域限定デザイン)
  • 劇場名入り(館銘入り)
  • 変形サイズ版
  • 初版と後刷り版

特に地方版や館銘入りのチラシは、配布数が限られているため希少価値が高くなります。

ゴジラシリーズの中での位置づけ

ゴジラシリーズの映画チラシの中でも、「キングコング対ゴジラ」は特に人気の高い作品です。初代「ゴジラ」(1954年)、「モスラ対ゴジラ」(1964年)と並んで、コレクターの間で常に高い評価を受けています。

オリジナルチラシの見分け方

当時物のオリジナルチラシとリバイバル版や復刻版を見分けることは、適正な価値評価において非常に重要です。

当時物オリジナルの特徴

1. 印刷技術の違い

1962年当時の印刷技術には独特の特徴があります:

  • 網点が粗く、現代の印刷と比べると質感が異なる
  • 色味に当時特有の発色がある
  • インクの盛り上がりや裏抜けが見られることがある

2. 紙質と経年変化

60年以上の時を経た紙には、自然な経年変化が現れます:

  • 紙の端に自然なヤケ(褐色の変色)
  • 紙質の風合い(当時の製紙技術による独特の質感)
  • わずかな変色や色あせ

これらは「傷み」ではなく、本物の証でもあります。

3. 劇場情報の記載

当時物のチラシには、以下のような情報が記載されていることがあります:

  • 公開当時の映画館名(現在は閉館している場合も多い)
  • 上映日時や料金情報
  • 地域限定の宣伝文句

4. デザインの違い

リバイバル版には「リバイバル上映」「名画座特別上映」などの文言が追加されていることがあります。また、後年の再公開時には、デザイン自体が変更されている場合もあります。

復刻版・複製品との違い

近年、人気作品の復刻チラシも製作されています。見分けるポイントは:

  • 印刷が鮮明すぎる(現代の印刷技術で製作)
  • 紙が新しく、経年変化がない
  • 裏面に「復刻版」「レプリカ」などの記載がある場合も

判別が難しい場合は

ご自身での判別が難しい場合は、遠慮なく専門店にご相談ください。当店では、写真による無料鑑定も承っております。長年の経験から、真贋を正確に判定し、適正な価値をお伝えいたします。

買取査定のポイント

映画チラシの買取査定では、以下の要素を総合的に評価いたします。

1. 真贋と年代

まず最も重要なのは、本当に当時物のオリジナルかどうかという点です。1962年公開当時のものであることが確認できれば、基本的な価値が確定します。

2. 保存状態

チラシの状態は査定において重要な要素ですが、完璧である必要はありません:

良好な状態とみなされるもの

  • 折れやシワが少ない、または軽微
  • 破れや欠損がない
  • 大きな汚れやシミがない
  • 色あせが少ない

査定に影響する状態

  • 大きな破れや欠損部分
  • 水濡れやカビの痕跡
  • テープ跡や修復痕が目立つ
  • 全体的な変色や褪色が激しい

ただし、希少なチラシの場合は、多少状態が良くなくても価値を保つことがあります。まずは現状のままご相談ください。

3. バージョンと希少性

同じ「キングコング対ゴジラ」のチラシでも、以下の要素によって価値が変わります:

  • 地方版: 特定地域限定のデザインは希少
  • 館銘入り: 劇場名が印刷されているものは貴重
  • 変形サイズ: 通常のB5判以外のサイズは珍しい
  • 初版: 公開時最初に配布されたものは特に価値が高い
  • カラーバリエーション: 色違いや印刷違いがある場合も

4. 付属物や関連アイテム

以下のような関連アイテムが一緒にある場合、査定額が上がる可能性があります:

  • 同作品のパンフレット
  • 映画半券
  • ブロマイドやスチール写真
  • 当時の新聞広告の切り抜き
  • 他のゴジラシリーズのチラシ

5. 市場動向とコレクター需要

映画チラシの価値は、コレクター市場の動向にも影響を受けます。「キングコング対ゴジラ」は常に安定した人気があり、特に以下の時期に需要が高まります:

  • 新作ゴジラ映画の公開時
  • 作品の記念年(公開50周年、60周年など)
  • 特撮ブームや昭和レトロブームの時期

よくあるご質問

Q1. チラシの状態が良くないのですが、買取可能ですか?

A. はい、状態が完璧でなくても買取可能です。軽度の折れやシワ、経年によるヤケであれば、大きな問題にはなりません。希少なチラシであれば、多少の傷みがあっても価値を保ちます。まずは現状のままお送りいただき、専門スタッフが丁寧に査定いたします。

Q2. 本物かどうか自信がないのですが、鑑定してもらえますか?

A. もちろん可能です。写真をお送りいただければ、無料で真贋鑑定と概算査定をいたします。長年の経験を持つ専門スタッフが、印刷技術や紙質、デザインなどから総合的に判断いたします。

Q3. チラシ1枚だけでも買取していただけますか?

A. はい、1枚から喜んでお買い取りいたします。特に1960年代の希少なチラシは、1枚でも高い価値がある場合が多いです。枚数に関わらず、お気軽にご相談ください。

Q4. 他のゴジラシリーズのチラシも一緒に売れますか?

A. もちろんです。ゴジラシリーズのチラシをまとめてお売りいただく方が、査定額がアップする可能性があります。他の特撮映画や東宝作品のチラシも併せてお買い取りできますので、ぜひまとめてお送りください。

Q5. 遺品整理で出てきたのですが、どうすればいいですか?

A. まずは写真を撮影してお送りください。遺品整理の場合、他にも映画関連のアイテムが見つかることが多いです。パンフレット、半券、ポスターなども一緒に査定いたしますので、お気軽にご相談ください。丁寧にご対応いたします。

買取のご依頼について

3つの買取方法からお選びいただけます

宅配買取

遠方にお住まいの方でも安心、全国どこからでもご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。

出張買取

東京都および近郊にお住まいで、コレクションがたくさんあり宅配が難しいお客様は、ご自宅への出張査定も承っております。

店頭買取

ご予約の上、当店舗へ直接お持ち込みください。

買取の流れ

  1. お問い合わせ: お電話、メール、LINEからご連絡ください
  2. 査定: 専門スタッフが丁寧に鑑定・査定いたします
  3. ご提示: 査定額と理由を分かりやすくご説明します
  4. お支払い: ご納得いただければ、現金もしくは振込でお支払いいたします

安心してご利用いただくために

  • 査定料・キャンセル料は一切無料
  • 査定額の理由を明確にご説明
  • 強引な買取は一切いたしません
  • 個人情報の取り扱いは厳重に管理

お問い合わせ

「キングコング対ゴジラ」のチラシをお持ちの方、また他の映画チラシの買取をご希望の方は、お気軽にご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、丁寧に対応させていただきます。

詳しい買取情報やお問い合わせについては、環七ホビー公式サイトをご覧ください。

まとめ

「キングコング対ゴジラ」の当時物オリジナルチラシは、60年以上の時を経た貴重なコレクターアイテムです。東宝30周年記念作品であり、ゴジラ初のカラー作品として映画史に残る重要な作品のチラシは、特撮ファンやコレクターの間で常に高い人気を誇っています。

ご自宅に眠っている古い映画チラシが、実は高い価値を持っているかもしれません。「古い紙だから」と処分してしまう前に、ぜひ一度専門店にご相談ください。

環七ホビーでは、映画チラシをはじめとする映画関連アイテムの買取を積極的に行っております。お客様の大切なコレクションを、適正な価格で評価させていただきます。

まずはお気軽にお問い合わせください。皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。