【ジオコレ】トミーテック 街並みコレクション第4弾 駅前編 1BOXをお買取りしました

 

今回は『トミーテック 1/150 街並みコレクション第4弾 1BOX』を買取させていただきました!

トミーテック 1/150 街並みコレクション第4弾 1BOX


以前には『HOゲージ TER エンドウ 機関庫 金属製 ストラクチャー』の買取も行いました。

詳しくは参考買取価格をご覧ください。

HOゲージ TER エンドウ 機関庫 金属製 ストラクチャー


他にも、『昭和の田舎町 鉄道模型 大型ジオラマ』の買取も行っています。

詳しくは買取実績をご覧ください。

昭和の田舎町 鉄道模型 大型ジオラマ


 

Nゲージのレイアウト作りに欠かせない建物のコレクションとして、長年愛されているトミーテックの「街並みコレクション」。中でも第4弾「駅前編」は、昭和の駅前風景を再現できる貴重なラインナップとして、多くのコレクターの方々に親しまれてきました。

「押し入れに眠っている街並みコレクション、どう扱えばいいのだろう?」「BOXで購入したけれど、ダブってしまった建物をどうしようか…」そんなお悩みをお持ちではありませんか?

当店では、このたび街並みコレクション第4弾 駅前編の1BOXをお買取りさせていただく機会がありました。その経験を通じて感じた本シリーズの魅力や、査定時に注目したポイントなどを、皆様と共有できればと思います。

ジオコレ・街並みコレクションとは

街並みコレクションを理解するには、まずトミーテックの「ジオコレ(ジオラマコレクション)」シリーズについて知ることが大切です。

ジオコレシリーズの世界

ジオコレは、トミーテックが展開するNゲージサイズ(1/150スケール)の情景コレクションシリーズです。鉄道模型のレイアウトに欠かせない様々な要素を、手軽に、そして高品質に揃えられることをコンセプトとしています。

ジオコレには以下のような豊富なラインナップがあります:

  • 鉄道コレクション:全国各地の鉄道車両を再現
  • ザ・バスコレクション:路線バスや観光バスのミニチュア
  • ザ・トラックコレクション:物流を支えるトラック各種
  • ザ・カーコレクション:時代を彩る自動車たち
  • 建物コレクション:商業ビルや公共施設など
  • 街並みコレクション:昭和の商店街や駅前を再現
  • 情景コレクション:樹木、人間、小物など細部のアクセサリー

ジオコレの魅力

これらすべてが同じ1/150スケールで統一されているため、組み合わせることで、昭和から平成にかけての日本の街並みを、レイアウト上で立体的に再現できます。鉄道コレクションの車両と街並みコレクションの建物、バスコレクションのバス、そして情景小物を配置すれば、まるで時間旅行をしたかのような世界が広がります。

街並みコレクションの位置づけ

街並みコレクションは、その中でも特に「昭和の建築物」にフォーカスしたシリーズです。商店街の小さな店舗から、駅前の交番、映画館まで、懐かしい日本の風景を構成する建物が、塗装済みの半完成品として展開されています。

接着剤不要で組み立てられる手軽さと、内装まで作り込まれた精密さが特徴で、初心者からベテランまで幅広い層に支持されています。第1弾から第5弾まで発売されており、それぞれ「商店編」「住宅編」「横丁編」「駅前編」「大型建築編」とテーマが設定されています。

街並みコレクション第4弾「駅前編」の特徴

街並みコレクション第4弾「駅前編」は2005年に発売されました。その名の通り駅前の風景を構成する建物がラインナップされており、他の弾とは一線を画す特徴を持っています。

第4弾ならではの魅力

トミーテックは鉄道模型ブランド「TOMIX」を展開していることもあり、第4弾では駅舎やプラットホームといった鉄道施設が精密にモデル化されています。これは街並みコレクションシリーズの中でも第4弾だけの大きな特色です。

駅前という場所は、昭和の時代において町の中心であり、人々の暮らしの起点でした。駅舎、バス停、タクシー乗り場、運送会社の営業所、そして交番。これらすべてが揃うことで、ひとつの「駅前」という世界が完成します。

鉄道模型との相性

第4弾のホームは実際にNゲージの線路と組み合わせることができ、鉄道コレクションシリーズの車両を停車させることも可能です。これにより、単なる「飾り」ではなく、レイアウトの「機能する一部」として活用できる点が、鉄道ファンから高く評価されています。

発売から約20年が経過した現在でも、中古市場での需要は根強く、特にBOX単位や全12種コンプリート状態での取引が活発に行われています。

全12種類のラインナップ詳細

第4弾「駅前編」は6種類の建物があり、それぞれに色違いのバリエーションが存在します。合計12種類で1BOXを構成しています。

1. 駅舎(2色展開)

洋風の下見板張りが特徴的な木造駅舎です。団体・荷物用の通路が脇に設けられており、地方の小さな駅を思わせる雰囲気があります。駅名は架空の「勝俣駅」となっており、付属のシールで自由に変更できる仕様です。昭和30年代から40年代に建てられた地方の駅舎を彷彿とさせるデザインが魅力です。

2. ホーム(2色展開)

小型車2両程度が停車できる島式ホームです。Nゲージのレイアウトに実際に組み込むことができ、鉄道コレクションシリーズとの相性も抜群です。ホーム上には待合室も再現されており、細部までこだわった作りになっています。

3. 交番・詰所(2色展開)

石造りの交番と木造の詰所、2棟がセットになっています。駅前の治安を守る施設として、情景に説得力を与えてくれます。交番の窓からは内部の様子も覗けるなど、細かな配慮が感じられます。

4. バス車庫(2色展開)

鉄骨とトタン波板張りの簡素な構造で、折返場用のバス車庫を再現しています。勝俣交通と富井バスの2パターンが用意されています。ザ・バスコレクションのバスを格納できるサイズ設計となっており、ジオコレシリーズならではの連携が楽しめます。

5. 日通営業所(2色展開)

かつて地方の駅前に見られた、石造りの日本通運営業所です。特定のモデルはなく、典型的な昭和の運送会社の建物を表現しています。外壁が黄土色と灰色の2パターンがあり、どちらも重厚な雰囲気を醸し出しています。

6. タクシー営業所(2色展開)

駅前に見られる小規模なタクシー会社の営業所で、詰所を併設したトタン張りの車庫です。こちらも昭和の駅前風景には欠かせない要素です。看板やカーポートの形状まで細かく再現されています。

ブラインドパッケージについて

街並みコレクションはブラインドパッケージ(箱を開けるまで中身が分からない仕様)で販売されていました。そのため、コレクターの方々の中には同じ建物がダブってしまったケースも少なくありません。未開封品や、特定の種類を求める需要があることから、中古市場では単品での取引も活発です。

リニューアル版との違いについて

第4弾は2006年11月に「街並みコレクションR 第4弾」としてリニューアル版が発売されています。オリジナル版とリニューアル版では、いくつかの仕様変更が加えられました。

主な変更点

  • 駅舎の屋根:瓦屋根からトタン屋根に変更されました。これにより、より地方のローカル駅らしい雰囲気が強まりました
  • プラットホーム:鉄道コレクション第3弾に対応するよう、延長用パーツが追加されました。長編成の車両にも対応可能になっています
  • バス車庫:電柱パーツが追加され、より情景としての完成度が高まりました
  • タクシー営業所:電柱と消火栓のパーツが追加され、細部の再現性が向上しました

これらの変更により、リニューアル版はより情景の再現性が高まり、レイアウトに組み込んだ際の説得力が増しました。査定時には、オリジナル版かリニューアル版かを確認することで、より正確な評価が可能となります。

どちらにも価値がある

オリジナル版とリニューアル版、どちらが優れているということはありません。オリジナル版の瓦屋根の駅舎を好むコレクターもいれば、リニューアル版の追加パーツを評価する方もいます。それぞれに固有の魅力があり、市場での需要も安定しています。

査定時に確認するポイント

街並みコレクション第4弾の査定では、いくつかの重要なポイントがあります。コレクションの状態を確認する際の参考にしていただければと思います。

1. 箱の状態

外箱の有無は査定において重要な要素です。ブラインドボックスの個装箱があるか、さらに12個入りのBOX外箱が残っているかで評価が変わります。箱に多少の経年劣化があっても、保管されていること自体に価値があります。

2. 組み立て状態

未組立(小袋未開封)の状態が最も評価が高くなります。ただし、丁寧に組み立てられた状態でも、パーツの欠損や破損がなければ適正な評価をさせていただいています。

3. 付属品の確認

各建物には以下の付属品があります:

  • 建物本体パーツ
  • シール(看板や駅名表示用)
  • リーフレット(組み立て説明書)

これらが揃っていることが理想ですが、シールが使用済みでも建物本体の状態が良好であれば評価の対象となります。

4. コンプリート状態

全12種類が揃っている場合、単品の合計よりも評価が高くなる傾向があります。ブラインドパッケージ商品の特性上、コンプリートセットには希少性があるためです。

5. オリジナル版とリニューアル版の判別

前述の通り、駅舎の屋根の仕様や追加パーツの有無で判別できます。どちらであるかを明確にすることで、より正確な査定が可能となります。

状態よりも「大切にされてきたか」

当店では、多少の経年劣化があっても、丁寧に保管されてきたコレクションを大切に扱わせていただいています。鉄道模型やジオコレは、所有者の方の思い出とともにあるものです。その価値を理解し、次の方へとつなげていくことが私たちの役割だと考えています。

お買取り時の留意点

他のジオコレシリーズとまとめて

街並みコレクション第4弾以外にも、他の弾や建物コレクション、鉄道コレクション、バスコレクションなどをお持ちの場合は、まとめてご相談いただくことをおすすめします。ジオコレシリーズ全体での査定により、より包括的な評価が可能となります。

レールやパワーパックなども

Nゲージのレイアウトを解体される場合、レールやコントローラー、パワーパックなども併せてお持ちいただければ、一括で対応させていただきます。小物類も含め、鉄道模型関連のアイテムは幅広く取り扱っております。

事前のお問い合わせについて

お手持ちの街並みコレクションについて、事前にお問い合わせいただくことも可能です。どの弾のどの種類が何個あるか、箱の有無、組み立て状態などをお知らせいただければ、おおよその目安をお伝えできる場合があります。

※査定額は商品の状態、市場の状況により変動いたします。詳しくは直接お問い合わせください。

よくあるご質問

Q1. BOXではなく、単品でも査定してもらえますか?
はい、単品でも査定させていただきます。ブラインドパッケージの特性上、ダブってしまった建物や、特定の種類のみをお持ちの方もいらっしゃいます。1個からでもお気軽にご相談ください。
 
Q2. 組み立て済みでも買取可能ですか?
はい、可能です。組み立て済みでも、パーツの欠損や破損がなく、丁寧に扱われていた状態であれば適正に評価させていただきます。未組立の状態よりは評価が変わりますが、状態次第で十分に査定の対象となります。
 
Q3. シールを貼ってしまった建物でも大丈夫ですか?
はい、問題ありません。街並みコレクションは付属のシールを貼って楽しむことが前提の商品です。丁寧に貼られている状態であれば、査定に大きな影響はありません。ただし、シールが剥がれかけている、破れているなどの状態の場合は評価が変わることがあります。
 
Q4. 第4弾以外の街並みコレクションも一緒に査定してもらえますか?
もちろんです。第1弾から第5弾まで、また建物コレクションや他のジオコレシリーズも含めて、まとめて査定させていただきます。シリーズでまとめてお持ちいただくことで、より総合的な評価が可能となります。
 
Q5. オリジナル版とリニューアル版が混在していますが問題ないですか?
全く問題ありません。それぞれの版を正しく識別した上で、適正に査定させていただきます。むしろ両方の版をお持ちということは、長年にわたって街並みコレクションを集めてこられた証でもあります。そうした経緯も含めて、丁寧に対応させていただきます。

環七ホビーについて

環七ホビーは、おもちゃ・ホビー用品の買取を専門とする買取店です。特に鉄道模型やミニカー、プラモデルなど、趣味性の高いアイテムの取り扱いに力を入れております。

当店の特徴

  • 専門知識を持ったスタッフ:鉄道模型やジオコレシリーズに詳しいスタッフが、一点一点丁寧に査定いたします
  • 丁寧な査定:コレクションに込められた思いを理解し、適正な評価を心がけています
  • 透明性のある対応:査定の根拠や市場の状況について、わかりやすくご説明いたします
  • 柔軟な買取方法:店頭買取、宅配買取、出張買取の3つの方法をご用意しています

買取方法について

店頭買取:直接お持ち込みいただく方法です。
宅配買取:遠方の方や、お時間の都合がつきにくい方に便利です。
出張買取:大量のコレクションや、運搬が困難な場合にご利用いただけます。

※各買取方法とも事前のご予約が必要です。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

街並みコレクション第4弾をはじめ、ジオコレシリーズ、鉄道模型全般の買取について、ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

環七ホビー 公式サイト:https://kan7hobby.com

皆様の大切にされてきたコレクションを、次の世代へとつなげていくお手伝いができれば幸いです。