
「故障してしまった無線機は、もう価値がないのだろうか?」
先日、お客様より動作不良のケンウッド TS-50 をお譲りいただきました。電源は入るものの送信ができない状態でしたが、このような状態でも実は需要があることをご存知でしょうか。
本記事では、なぜジャンク扱いのTS-50に価値があるのか、実際の買取事例をもとに専門店の視点からお伝えします。処分を検討されている方や、売却できるか迷われている方の参考になれば幸いです。
1. ケンウッド TS-50 について
ケンウッド TS-50 は、1993年に発売されたHF帯オールモードトランシーバーです。コンパクトな設計でありながら、SSB、CW、AM、FMの各モードに対応し、最大出力100Wという本格的な性能を持つことから、モービル運用や省スペース設置を重視するアマチュア無線家に長く愛されてきました。
TS-50シリーズにはいくつかのバリエーションがあり、主に以下のモデルが存在します。
- TS-50S:標準モデル(100W)
- TS-50V:50MHzも含むマルチバンド対応
- TS-50D:DSP機能搭載モデル
発売から30年以上が経過した現在でも、その堅実な設計と操作性の良さから、中古市場で一定の需要を保ち続けています。特に初心者からベテランまで幅広い層に支持されたモデルであることから、現在でも愛好家が多く存在しています。
2. ジャンク品でも価値がある3つの理由
理由1:パーツとしての需要
TS-50は生産終了から長い年月が経過しており、純正の交換部品が入手困難になっています。そのため、動作する機体を維持するためのパーツ取り用として、故障品にも一定の需要があります。特にフロントパネルのスイッチ類、液晶ディスプレイ、電源回路の部品などは、修理の際に必要とされることがあります。
理由2:修理・レストアの対象
アマチュア無線を趣味とされる方の中には、自ら修理やメンテナンスを楽しむ方も少なくありません。TS-50のような人気機種は修理情報がインターネット上に蓄積されており、比較的修理しやすい機種として知られています。電源が入らない、特定の機能が動作しないといった症状でも、原因が特定できれば修理可能なケースがあります。
理由3:コレクションとしての価値
無線機のコレクターの中には、動作の有無にかかわらず、特定のモデルを収集される方もいらっしゃいます。外観が比較的良好であれば、展示用やコレクションの一部として求められることもあります。
3. 実際にお譲りいただいたTS-50の事例
事例1:電源は入るが送信できない状態のTS-50S
受信は問題なく動作するものの、送信ボタンを押してもキャリアが出ない状態でした。このような症状は、ファイナルアンプ部の故障や送信系の回路不良が考えられます。パーツ取り用や修理前提での需要があり、お客様にご満足いただける形でお譲りいただくことができました。
事例2:液晶表示が不良のTS-50V
電源投入時に液晶の一部が表示されない、または表示が薄いという症状でした。液晶パネルの経年劣化によるもので、TS-50によく見られる症状の一つです。それ以外の機能は正常に動作していたため、液晶部品の供給源として価値がありました。
事例3:長期保管品で動作未確認のTS-50
ご家族の遺品整理の際にご相談いただいたケースです。電源ケーブルがなく、動作確認ができない状態でしたが、外観は比較的良好でした。このような場合も、当店で動作確認を行い、適切に評価させていただいています。
4. 買取査定のポイント
状態による違い
ジャンク品といっても、その状態は様々です。査定の際には以下のような点を確認させていただきます。
- 電源が入るかどうか
- 受信・送信の動作状況
- 液晶表示の状態
- 外観のコンディション(大きな破損や腐食の有無)
- ボタンやダイヤルの動作
付属品について
本体のみの場合でも査定は可能ですが、以下のような付属品が揃っていると、より良い条件でのお取引となる可能性があります。
- 電源ケーブル
- マイク
- 取扱説明書
- 元箱
- アンテナチューナー(AT-50など)
査定前のちょっとした準備
もし可能であれば、以下のような準備をしていただくと、査定がスムーズに進みます。
- 外観のホコリを軽く拭き取る
- 型番(TS-50S、TS-50V、TS-50Dなど)を確認する
- 具体的な症状や不具合をメモしておく
- 付属品を探してまとめておく
5. よくあるご質問
Q1. 故障していても本当に買取してもらえますか?
はい、故障の内容や程度にもよりますが、多くの場合で買取が可能です。電源が入らない、送受信ができない、表示不良など、様々な症状のTS-50をお譲りいただいております。パーツ取りや修理前提での需要があるため、まずは現状をお聞かせください。
Q2. どの程度の故障まで買取対象になりますか?
極端な破損(筐体が大きく損傷している、基板が腐食している、水没の痕跡があるなど)の場合は難しいケースもありますが、一般的な動作不良であれば多くの場合で対応可能です。状態を写真でお送りいただくか、直接お持ち込みいただければ、より正確な判断ができます。
Q3. 付属品がなくても大丈夫ですか?
本体のみでも買取は可能です。ただし、電源ケーブル、マイク、取扱説明書、元箱などが揃っている場合は、それらも含めた評価をさせていただきます。付属品がない場合でも、まずはご相談ください。
Q4. TS-50のジャンク品の買取相場はどのくらいですか?
状態や症状、付属品の有無により大きく異なるため、一概にお伝えすることは難しいのが現状です。オークションサイトなどでは様々な価格で取引されていますが、個別の状態を確認させていただいた上で、適切な評価をさせていただきます。詳しくはお問い合わせください。
Q5. 査定に出す前に何か準備することはありますか?
特別な準備は必要ありませんが、外観のホコリを軽く拭き取っていただく、型番を確認していただく、具体的な症状をメモしていただくと、査定がスムーズに進みます。また、お持ちの付属品を事前にまとめておいていただけると助かります。
6. 環七ホビーについて
環七ホビーは、おもちゃやホビー用品を専門に扱う買取店として、長年お客様の大切なコレクションをお預かりしてまいりました。アマチュア無線機の買取においても、専門知識を持ったスタッフが一点一点丁寧に査定を行っています。
当店の特徴
- 専門知識:アマチュア無線機に精通したスタッフが在籍しており、適切な評価を行います
- 丁寧な対応:お客様の疑問や不安に、わかりやすくお答えします
- 透明性:査定の根拠を明確にお伝えし、納得いただける取引を心がけています
- 柔軟な対応:店頭買取、宅配買取、出張買取の3つの方法からお選びいただけます(いずれも予約制)
買取方法について
店頭買取:直接店舗にお持ち込みいただく方法です。その場で査定し、ご納得いただければすぐにお取引が完了します。
宅配買取:遠方のお客様や、お忙しい方に便利な方法です。商品を当店へお送りいただき、到着後に査定いたします。
出張買取:大量の無線機や関連機器がある場合、スタッフがお伺いして査定いたします。
※すべての買取方法において、事前のご予約が必要となります。
7. お問い合わせ方法
ケンウッド TS-50 の買取に関するご相談や、その他のアマチュア無線機についてのお問い合わせは、以下の方法で承っております。
環七ホビー
ウェブサイト:https://kan7hobby.com
お問い合わせフォームやLINE査定もご利用いただけます。写真を送っていただければ、おおよその状態を確認させていただくことも可能です。
「こんな状態でも売れるだろうか」「まずは相談だけしたい」といったお問い合わせも大歓迎です。経験豊富なスタッフが、丁寧にご対応させていただきます。
まとめ
ケンウッド TS-50 は、発売から30年以上経った今でも、多くのアマチュア無線家に愛されている機種です。故障していても、パーツ取りや修理前提での需要があり、処分してしまう前に一度査定に出してみる価値があります。
当店では、お客様の大切にされてきた無線機を、次に必要とされる方へと繋ぐお手伝いをさせていただいております。TS-50に限らず、アマチュア無線機全般の買取を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
押し入れに眠っているTS-50、使わなくなった無線機がございましたら、まずはお声がけいただければ幸いです。専門知識を持ったスタッフが、誠実に対応させていただきます。





