

「実家の倉庫から、赤い車が地底戦車に変形するおもちゃが出てきたけれど、これは何だろう?」そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1979年に放送された特撮SFアニメ「科学冒険隊タンサー5」。その劇中で活躍したメカのひとつ「ランドタンサー」は、トミー(現タカラトミー)から発売された変形玩具として、当時の子どもたちを魅了しました。レッドタンサーからドリル付き地底戦車へと姿を変える「ミラクルチェンジ」のギミックは、40年以上経った今でも、多くのコレクターの心を掴んで離しません。
このブログでは、当店にお持ちいただいたランドタンサーの買取実績をもとに、この変形玩具の魅力や特徴、そしてお手元の商品を見極める際のポイントについてご紹介いたします。
1. 科学冒険隊タンサー5とランドタンサーについて
作品の背景
「科学冒険隊タンサー5」は、1979年7月から1980年3月まで東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送された、日本サンライズ(現サンライズ)制作の特撮SFアニメです。世界各地の遺跡で起こる怪現象を、タイムマシンを駆使して過去にさかのぼり解決していくというストーリーで、当時の子どもたちの冒険心を刺激しました。
特徴的だったのは、キャラクターの動きはアニメで、メカ類は実写特撮で表現されたという点です。円谷プロの「恐竜探険隊ボーンフリー」の流れを汲む手法で、リアルなメカアクションが話題となりました。
ランドタンサーの役割
タンサー5が使用する3台のメカのうち、地中探査を担当していたのがランドタンサーです。通常時は四輪駆動タイプのレッドタンサー(SUV型)として活動し、地中調査が必要になると「ミラクルチェンジ、ランドタンサー!」の掛け声とともに、ドリルを装備した地底戦車に変形します。
スペックは以下の通りです(劇中設定):
- 全長:4.28m
- 全幅:2.04m
- 全高:1.64m
- 重量:2.17t
- 最高速度:400km/h(地上)、120km/h(地中)
4つの無限軌道を備えた地底戦車タイプで、前方のドリルで大地を掘り進みながら調査を行う姿は、多くの視聴者の記憶に残っています。
2. ミラクルチェンジ!変形ギミックの魅力
ボタン一つで自動変形
トミーから発売されたランドタンサーの玩具最大の特徴は、ボタン一つで自動的に変形する画期的なギミックでした。当時としては非常に先進的な機構で、手動で変形させる玩具が主流だった時代において、子どもたちに大きな驚きと感動を与えました。
変形の流れは以下の通りです:
- レッドタンサー(車両形態)のボタンを押す
- 車体が自動的に展開
- 4つの無限軌道(キャタピラ)が現れる
- 前部にドリルが展開
- ランドタンサー(地底戦車形態)完成
精密な内部機構
この自動変形を実現するために、玩具内部には複雑なスプリングやギア機構が組み込まれていました。そのため、経年劣化により動作が固くなったり、変形が途中で止まってしまうケースも見受けられます。
当店にお持ちいただく商品の中にも、完全に変形しない状態のものがございますが、それだけこのギミックが精密に作られていた証でもあります。40年以上前の玩具でありながら、今なおスムーズに変形する個体に出会うと、当時の技術力の高さに改めて感心させられます。
劇中の再現性
トミーのランドタンサーは、アニメに登場するメカを忠実に再現していました。赤を基調とした車体カラー、細部のディテール、そして何より「ミラクルチェンジ」という変形シーンそのものを手元で体験できることが、当時の子どもたちにとって大きな魅力だったのです。
3. 当時物ランドタンサーの特徴と見分け方
1979年発売の当時物について
ランドタンサーは1979年の番組放送時に発売されました。当時物を見分ける際のポイントをいくつかご紹介いたします。
パッケージの特徴
外箱が残っている場合は、まずパッケージで判断できます。当時物の箱には以下の特徴があります:
- 「TOMY」のロゴ表記
- 「科学冒険隊タンサー5」の番組ロゴ
- 価格表示(当時の希望小売価格)
- 箱裏面の商品説明や遊び方の記載
本体の刻印
玩具本体の底面や内側には、製造元の刻印や製造年に関する情報が記されていることがあります。「©TOMY」や「MADE IN JAPAN」などの表記が確認できる場合もあります。
素材と質感
1970年代後半の玩具特有のプラスチック素材や、塗装の質感も判断材料となります。経年による色褪せや変色も、逆に当時物であることの証明になることがあります。
復刻版との違い
近年、昭和レトロブームの影響で一部の玩具が復刻されることもありますが、ランドタンサーに関しては大規模な復刻版は確認されていません。ただし、類似商品や海外製の模倣品が存在する可能性もあるため、トミー正規品であることを確認することは重要です。
シリーズ商品との組み合わせ
科学冒険隊タンサー5シリーズには、ランドタンサー以外にも以下の商品がありました:
- スカイタンサー(ブルータンサーから飛行機形態へ変形)
- アクアタンサー(イエロータンサーから潜水艇形態へ変形)
- ビッグタンサー(母艦)
- タイムタンサー(タイムマシン)
複数のシリーズ商品をお持ちの場合は、まとめてご相談いただくことも可能です。
4. お買取りでよくいただくご質問
Q1. 箱や説明書がなくても買取してもらえますか?
A. はい、本体のみでも査定させていただきます。ただし、外箱や説明書、その他の付属品が揃っている方が、より良い条件での査定となる場合があります。長年の保管で外箱を処分されてしまった方も、まずはお気軽にご相談ください。
Q2. 変形ギミックが動かなくなっていても査定対象になりますか?
A. 動作状況は確認させていただきますが、変形機構が作動しない状態でも査定対象となります。40年以上前の玩具ですので、経年劣化は避けられません。状態によって査定内容は変動いたしますが、まずは現状のままお持ちいただければと思います。
Q3. 当時物と復刻版の見分け方を教えてください
A. パッケージの有無、本体の刻印、素材の質感などから総合的に判断いたします。ご自身での判断が難しい場合は、当店の専門スタッフが拝見いたしますので、そのままお持ちください。実家の倉庫などから出てきた場合、多くは当時物である可能性が高いです。
Q4. ランドタンサー以外のタンサーシリーズも一緒に買取できますか?
A. もちろん可能です。スカイタンサーやアクアタンサー、その他のシリーズ商品も査定対象です。また、科学冒険隊タンサー5以外の昭和レトロ玩具、トミー製の他の商品なども合わせてご相談いただけます。
Q5. 査定額に影響するポイントは何ですか?
A. 主に以下の点を確認させていただきます:商品の状態(傷、汚れ、変色など)、変形ギミックの動作状況、付属品の有無(箱、説明書など)、経年劣化の程度などです。詳しくは次の章でご説明いたします。
5. 査定時に確認させていただくポイント
状態の確認
お持ちいただいた商品は、以下の観点から丁寧に確認させていただきます。
外観のチェック
- プラスチック部分の傷、ひび割れの有無
- 塗装の剥がれや色褪せの程度
- シールやデカールの状態
- 全体的な清潔度
機能面のチェック
- 変形ギミックの動作確認
- 可動部分のスムーズさ
- パーツの欠損や破損の有無
- 内部機構の状態
付属品の確認
- 外箱の有無と状態
- 取扱説明書の有無
- その他付属パーツの有無
年代・真贋の確認
当時物であることの確認のため、以下の点もチェックいたします:
- 製造元の刻印
- 使用されているプラスチック素材
- 製造技術の時代的特徴
- パッケージデザインの時代考証
査定についてのご案内
査定内容は商品の状態により個別に変動いたします。40年以上前の玩具ですので、完全な美品状態のものは非常に稀です。多少の経年劣化があっても、大切に保管されていた商品には、それだけの価値がございます。
具体的な査定内容につきましては、実際に商品を拝見した上でご説明させていただきます。ご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください。
6. 環七ホビーについて
おもちゃ・ホビー用品の専門店として
環七ホビーは、おもちゃやホビー用品の買取を専門とするお店です。昭和レトロ玩具から最新のコレクターズアイテムまで、幅広い商品を取り扱っております。
特に1970年代〜1980年代の変形玩具や超合金、当時のアニメ・特撮作品に関連した商品については、専門知識を持ったスタッフが丁寧に査定させていただきます。
3つの買取方法をご用意
お客様のご都合に合わせて、以下の方法からお選びいただけます(いずれも予約制です):
店頭買取
直接店舗にお持ちいただく方法です。その場で商品を確認し、査定内容をご説明いたします。
宅配買取
お品物を郵送でお送りいただく方法です。遠方にお住まいの方や、お時間の都合がつきにくい方にご利用いただいております。
出張買取
スタッフがお客様のご自宅までお伺いする方法です。大量の商品がある場合や、運搬が難しい場合などにご利用ください。
ご相談・お問い合わせ
「これは買取してもらえるだろうか?」「状態が悪いけれど大丈夫?」など、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。長年大切にされてきた思い出の品を、誠実に査定させていただきます。
詳しくは当店ホームページ(https://kan7hobby.com)をご覧いただくか、お電話・メールにてお問い合わせください。
皆様からのご連絡を、スタッフ一同お待ちしております。





