
押し入れの奥に、子どもの頃のおもちゃが眠っていませんか。
先日、お客様から「未使用・にのへ製 NHKおかあさんといっしょ こんなこいるかな ソフビ セット」をお買い取りさせていただきました。未開封のまま大切に保管されていた品で、当店スタッフも思わず手が止まるほどの状態の良さでした。
「こんなこいるかな」のソフビ人形は、今まさに再注目されている昭和の当時物グッズです。2026年3月には40年ぶりとなる新作アニメが「おかあさんといっしょ」内で放送開始となり、当時を知る世代を中心に問い合わせも増えてきています。この機会に、作品の背景から、買取の際に知っておくと役立つポイントまでをまとめてご紹介します。
「こんなこいるかな」という作品について
「こんなこいるかな」は、1986年4月から1991年3月にかけてNHK Eテレ「おかあさんといっしょ」内で放送されたショートアニメです。絵本作家・有賀忍さんが手がけた作品で、個性豊かな12人のキャラクターたちがそれぞれの日常をユーモラスに描かれています。
「いやだいやだのやだもん」「こわがりやのぶるる」「くいしんぼうのもぐもぐ」「いたずらっこのたずら」——それぞれに性格を表すキャッチコピーが付けられたキャラクターたちは、良い子・悪い子という二項対立では語られません。どんな個性にも肯定的で、子どもたちに「いろんな人がいるからこそおもしろい」というメッセージを届ける作品として、放送当時から多くの家庭に親しまれてきました。
絵本シリーズは累計1,000万部を超える大ヒットとなり、NHKの幼児キャラクターとして最大の作品に成長。2026年3月30日からは約40年ぶりとなる新作アニメの放送が始まり、改めて各方面から注目を集めています。
当時を知る世代が今、親世代に
1986年の放送当時に子どもだった世代は、現在40代前後になっています。自分自身が幼い頃に見ていたキャラクターと、我が子が同じ番組で出会う——そんな重なりが生まれているのが、いまこの作品が再び話題になっている背景のひとつでもあります。実家の整理をきっかけに、かつての玩具を見つけ直す方も少なくありません。
にのへというメーカーについて
今回お買い取りしたソフビセットは、「にのへ」製と明記されたものです。
「にのへ」は昭和期に玩具を製造・販売していたメーカーで、NHKのキャラクター商品をはじめとした子ども向けソフビ人形を手がけていたことで知られています。現在は一般的な流通経路では入手が非常に難しく、フリマアプリやオークションサイトでもほとんど見かけることのない希少なメーカーのひとつです。
当店でも「にのへ」製品の買取実績があり、ドラえもんをはじめとする昭和のキャラクターグッズで複数のお取引をいただいております。メーカーとしての認知度は一般には低いため、「これに値段がつくのだろうか」と思われる方も多いのですが、コレクターの間ではメーカー名そのものが品質・希少性の証として評価されることもあります。
未使用セットが持つ希少性
今回お預かりしたのは、未使用状態のセット品でした。1986年当時に製造・販売されたソフビ人形が、40年近く未開封のまま保管されていたということ自体、非常に稀なことです。
「未使用」と「中古」では何が違うのか
ソフビ人形の買取において、「使用済み・中古品」と「未使用・デッドストック品」では評価が大きく異なります。昭和当時物のソフビは素材の性質上、経年による変色・ベタつき・変形が生じやすく、保存状態そのものが価値に直結します。未使用品、とりわけパッケージや台紙が揃っている状態のものは、コレクターにとってその希少性だけで大きな意味を持ちます。
「セット」であることの意味
「こんなこいるかな」のソフビ人形は、バラの単体でも流通しています。しかしセット品——特に全キャラクターが揃った状態のもの——は、単体の寄せ集めとは異なる価値があります。コレクションとしての完結性、オリジナルのパッケージデザイン、各キャラクターの状態の統一感など、セットならではの要素が査定において考慮されます。
今回のように未使用のセット品は、市場への流通量そのものが少ないため、状態・構成によっては専門店でなければ正当な評価が難しいケースもあります。
買取のポイント:状態と価値の関係
昭和のソフビ人形を売却する際、多くの方が最初に気になるのが「これは買い取ってもらえるのだろうか」という点ではないでしょうか。ここでは、査定時に影響しやすいポイントを整理します。
確認しておきたい状態のチェックポイント
ソフビ素材は年月とともに変化しやすい素材です。査定をご依頼いただく前に、以下の点を大まかに確認しておくとスムーズです。
塗装・色の状態:表面の塗装に剥がれや色褪せがないか。直射日光による変色も査定に影響します。
素材の変質:ソフビ特有のベタつき(可塑剤の溶出)や、割れ・ひびがないかどうか。未使用であっても保管環境によっては生じることがあります。
付属品の有無:箱・台紙・パッケージの有無は評価に影響します。完品に近い状態であるほど、査定の幅が広がります。
セットの完成度:全キャラクターが揃っているか、欠品がないかを確認してください。
「古いから価値がない」は思い込みかもしれません
昭和期のキャラクターグッズは、「古くて汚れているから値段がつかない」と思われてしまいがちです。しかし専門店の視点では、年代そのものが希少性の根拠になります。製造から数十年が経過した当時物は、状態が良ければ良いほど現存数が少なく、その希少性が評価につながることも少なくありません。
まずは現状のまま、ご相談いただくことをお勧めします。自己判断で清掃や補修を行うと、かえって状態を損なう場合があるため、専門家への確認を先にしていただくのが安心です。
よくあるご質問
- 「こんなこいるかな」のソフビ人形は、未使用・箱付きでないと買取してもらえませんか?
中古品・使用済み品でも、もちろん査定をお受けしております。未使用・箱付きは評価のうえでプラスに働くことが多いですが、状態のいい中古品にも十分な価値があるケースは少なくありません。「売れないかもしれない」とご自身で判断される前に、一度ご相談ください。
- 1体だけでも買取できますか?セットでないと値段がつきませんか?
単体でも査定・買取は可能です。セット品は構成の完結性という観点から評価が加わることがありますが、単体であっても状態や希少性によっては相応の査定になることがあります。「1体しかない」という場合でも、お気軽にご相談ください。
- パッケージに「にのへ」と書いてあるのですが、これは関係がありますか?
「にのへ」は昭和期に活動していた玩具メーカーで、NHKのキャラクター商品も手がけていた会社です。現在は新品での入手が難しく、希少なメーカーのひとつとして認識されています。当店では以前よりにのへ製品の買取実績があり、適切な評価を行う体制を整えております。メーカー名が確認できるパッケージは、査定の際にぜひお持ちください。
- 製造から40年以上経っていますが、劣化していても買取できますか?
年代物のソフビはある程度の経年変化が前提です。塗装の退色・素材のわずかなベタつきなどがあっても、状態と希少性のバランスで評価いたします。ただし、清掃や補修は査定前にはお控えいただくことをおすすめします。現状を確認してから判断するのが、適切な査定への近道です。
- 「こんなこいるかな」が40年ぶりに復活したと聞きましたが、今が売り時でしょうか?
A. 2026年3月より新作アニメの放送が始まり、当時の作品への関心が高まっている時期であることは確かです。コレクターズアイテムの需要は社会的な関心と連動することが多く、作品が話題になっているタイミングは、改めて所有品の価値を見直すきっかけとして適しているといえます。売却を迷われている場合は、まず現状を確認する意味でも査定だけお試しいただくことも可能です。
環七ホビーについて
環七ホビーは、おもちゃ・ホビー用品・昭和レトログッズを専門に取り扱う買取専門店です。フィギュアやソフビ人形をはじめ、プラモデル・ミニカー・トレーディングカード・鉄道模型・ゲーム・オーディオまで、幅広いジャンルの査定・買取に対応しています。
「にのへ」製品をはじめとした昭和当時物の買取実績も多数あり、一般のリサイクルショップでは評価が難しい商品についても、専門知識をもったスタッフが丁寧に査定いたします。
- 昭和~平成の当時物玩具・キャラクターグッズに精通したスタッフが対応
- おもちゃ・ホビー品に特化した買取専門店としての長年の実績
- 店頭買取・宅配買取・出張買取の3つの方法からお選びいただけます(いずれも予約制)
- 電話・メール・LINEによるご相談・LINE査定に対応
- 中野店・練馬店・世田谷店・足立店の4店舗を展開
「値段がつくかどうかわからない」「まとめて整理したい」といったご相談も歓迎しております。査定のみのご利用も可能ですので、処分を検討される前にお気軽にお声がけください。
「こんなこいるかな」のソフビ人形についてのご相談
商品の状態や構成について不安な点がある方も、まずはお問い合わせください。
電話・メール・LINEよりご相談を受け付けております。
電話受付:0120-747-774(10:00〜20:00 / 年中無休)
店頭買取・宅配買取・出張買取のいずれも予約制となっております。





