昭和60年の空気が残る一冊、誠文堂新光社「ファミコン大作戦 ソフト集」を読む楽しさ

今回は『昭和60年 誠文堂新光社 ファミコン大作戦 ソフト集』を買取させていただきました!

昭和60年 誠文堂新光社 ファミコン大作戦 ソフト集


以前には『1986年 8月号 角川書店 マル勝ファミコン 綴じ込み付録有り』の買取を行いました。詳しくはこちらをご覧ください。

1986年 8月号 角川書店 マル勝ファミコン 綴じ込み付録有り ゲーム雑誌

1986年 8月号 角川書店 マル勝ファミコン 綴じ込み付録有り


他にも、『JICC出版局 ファミリーコンピュータ必勝本』の買取もしております。詳しくはこちらをご覧ください。

1985年 JICC出版局 ファミリーコンピュータ必勝本を出張買取いたしました|環七ホビーの買取ブログ

JICC出版局 ファミリーコンピュータ必勝本


査定の途中で、こういうファミコン関連の古い本が出てくると、つい手が止まります。画面写真の粗さや、当時ならではの言い回し、ソフト紹介の熱量。今の攻略サイトとはまったく違うテンポで、ページをめくるだけで昭和60年ごろのゲーム売り場のにぎわいが少し戻ってくるような感じがあります。

今回のテーマは、昭和60年 誠文堂新光社「ファミコン大作戦 ソフト集」です。ファミコン本体やソフトそのものではなく、当時のゲームを紹介する資料としての面白さがある一冊。環七ホビーでも、こうしたファミコン関連本や攻略本、カタログ的な資料は、ゲーム好きの方からのご相談が少なくありません。

「ファミコン大作戦 ソフト集」は、当時の遊び方が見える資料です

昭和60年といえば、ファミコンが家庭にぐっと広がっていった時期と重なります。もちろん、現在のように動画でプレイ画面を確認したり、検索ですぐ攻略情報を探したりできる時代ではありません。ソフトを選ぶにも、雑誌や本、友達同士の口コミ、店頭の雰囲気が大きな手がかりでした。

そのため、当時のソフト紹介本には単なる一覧以上の味があります。ゲームの説明文、写真の選び方、ジャンル分け、遊び方の紹介などに、その時代のファミコン観がにじみます。今読むと、懐かしさだけでなく、当時どんなゲームがどう受け止められていたのかを知る資料としても楽しめます。

個人的には、こうした本に載っている短い紹介文が好きです。限られた紙面で一生懸命ゲームの魅力を伝えようとしていて、少し大げさだったり、妙に真面目だったりする。その温度感が、実物のソフトとはまた違うコレクション性につながっているように思います。

買取店目線で見るポイント

ファミコン関連本の査定では、まず本そのものの状態を丁寧に確認します。古い紙ものは、保管環境によって状態差が出やすいジャンルです。年数が経っているため多少のヤケやスレが見られることは珍しくありませんが、状態の確認は評価に関わります。

  • 表紙まわりのスレ、角の傷み、折れ
  • ページのヤケ、シミ、波打ち
  • 書き込み、切り抜き、ページ抜けの有無
  • 背の割れや、開きグセの強さ
  • 水濡れ跡、カビ臭、保管時のにおい

ただし、古い本だからといって、少し傷んでいるだけで見られないということではありません。ファミコン関連の資料は、実用品として読まれていたものが多く、完全にきれいな状態ばかりではないためです。大切なのは、現在どのような状態かを無理にきれいに見せず、そのまま確認できることです。

たとえば、ページの間に別の紙が挟まっていたり、当時のメモが残っていたりすることもあります。処分前に慌てて抜いたり拭いたりせず、一度そのまま見せていただいたほうが、状態の判断がしやすい場合があります。

ファミコン関連本を探している人は、どんなところに惹かれるのか

この手の資料を探す方は、単にゲームを遊びたいというより、当時の空気ごと集めたいという気持ちが強いように感じます。ファミコンソフトの実物、ディスクシステム、攻略本、当時の雑誌や冊子などを並べていくと、ひとつの時代のゲーム文化が立体的に見えてきます。

特に昭和のゲーム関連本は、今となっては同じものを新しく手に入れることができません。中古市場で出会うしかないものも多く、探している方にとっては、状態だけでなく「残っていたこと」自体に価値を感じるケースもあります。

環七ホビーでは、ファミコン本体・ソフト、ディスクシステム、攻略本など、周辺の関連品もあわせて拝見しています。一冊だけだと判断に迷う場合でも、ゲーム関連品がまとまっていると内容のつながりが見え、査定時の確認もしやすくなります。

売る前に無理なクリーニングはしないほうが安心です

古い紙ものは、きれいにしようとしてかえって傷めてしまうことがあります。表面のホコリを軽く払う程度なら問題ないこともありますが、強くこする、濡れた布で拭く、消しゴムでこする、といった作業は紙を傷める原因になります。

また、ページの折れを無理に戻したり、補修テープを貼ったりすると、かえって状態確認が難しくなることがあります。古いファミコン関連本は、多少の経年感も含めて見ていく品物です。気になる点があっても、できるだけそのままの状態でお持ちいただくのがおすすめです。

環七ホビーでの買取について

環七ホビーでは、昭和レトロ玩具やアニメグッズ、フィギュア、プラモデルなどとあわせて、ファミコン関連の本や資料、ゲーム周辺のコレクションも拝見しています。派手なおもちゃではない紙ものでも、当時のホビー文化を伝える品として、好きなスタッフがきちんと確認します。

持込買取をご希望の場合は、中野本店・練馬店・足立店などへお持ち込みいただけます。量が多い場合や持ち運びが難しい場合は、出張買取や宅配買取についても品物の内容に応じてご案内しています。

「これは本当に買取対象なのかな」「古いけれど状態が心配」という場合でも、詳細不明でも一度見せていただければと思います。ファミコン関連の一冊は、見た目以上に当時の思い出が詰まっていることがあります。

よくある質問

Q. 「ファミコン大作戦 ソフト集」だけでも見てもらえますか?

A. はい、一冊からでも拝見します。状態や内容を確認したうえで判断しますので、まずはそのままお持ちください。

Q. ヤケやシミがある古い本でも大丈夫ですか?

A. 年代のある紙ものでは、ヤケや多少のシミが見られることはあります。程度によって評価は変わりますが、すぐに対象外と決まるわけではありません。

Q. ファミコンソフトやディスクシステムも一緒に見てもらえますか?

A. はい、ファミコン本体・ソフト、ディスクシステム、攻略本などもあわせて拝見しています。関連品がまとまっている場合は、整理の際に分けずにお持ちいただくと確認しやすくなります。

Q. 店頭に持ち込む前に掃除したほうがよいですか?

A. 無理なクリーニングはおすすめしません。紙ものは強くこすると傷みやすいため、ホコリを軽く払う程度にして、そのままの状態でお持ちいただくのが安心です。