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今回ご紹介するグッズは、当時物のビックリマンヘッドシールです。
『スーパーゼウス』
『スーパーデビル』
● ビックリマンシールの長い歴史は、リアルなイラストシールから始まった!
80年代に大ブームを巻き起こしたロッテのビックリマンチョコ。
その歴史は、1977年に発売されたウエハースチョコレート菓子「どっきりシール」から始まります。
しょうゆのこぼれやお金などのユニークなものや、ガラスの破片や安全ピンなど刺激的なものまで、リアルに描かれたシールが1枚封入されており、いたるところに貼ることで見た人を驚かせるというコンセプトでした。
1979年/2代目「ウッシッシール」
1980年/3代目「まんギャシール」
1981年/4代目「ジョーダンシール」
1981年/5代目「まねまねシール」
1982年/6代目「特ダネシ写真シール」
1982年/7代目「まじゃりんこシール」
1984年/8代目「かわりんごシール」
1985年/9代目「ギャグポスターシール」
様々なシールを発売しましたが、初代どっきりシールの人気を上回ることはなく、たびたび発売中止の危機に陥ります。
そこでターゲットである子どもたちの意見を取り入れて、1985年に10代目となる「悪魔vs天使シール」を発売。
種族ごとにシールの素材を変えたりシールの封入率を変えたことや、
天使・悪魔・お守りという種族の三すくみに、全てを統括するヘッドという、独特なストーリー。
男子小学生の心をわしづかみにし、爆発的ブームを巻き起こしました。
● とある事情により、ヘッドシールの出現率が変わった?
1人3個までの購入制限がかかるなど、社会現象となったビックリマンチョコ。
悪魔シールの封入率が高く、プリズム素材のヘッドシールの封入率がかなり低いことで、
シールを目当てにビックリマンを大量買いしチョコを捨てる行為や、シールの盗難などが社会問題にもなっていました。
ブーム真っ只中の1988年、ロッテは公正取引委員会から3つの指導を受けます。
・シールの価格差を無くす
・種類毎の混入率を均一にする
・特定のシールに価値が出るような広告をしない
ロッテは改善案として、ヘッド・天使・悪魔・お守りの封入率を均等に振り分けることとなりました。
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環七ホビーでは、謎のジパング伝説・ハリマ王の伝説・ドキドキ学園・ガムラツイスト・ラーメンばあ等、昭和レトロなマイナーシールのお買取りに力を入れています。
1980年代のオマケシールブームの時に、駄菓子屋で売られていた謎のシールなど、意外なものが高額買取に繋がることも!
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