いつも環七ホビーのブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
昨日のワールドカップ、優勝候補のドイツに勝利しましたね～！！
寝不足で仕事に向かわれた方も多かったと思います😂
次は日曜日の19時から日本vsコスタリカなので、お酒を片手に楽しみたいと思っています⚽
本日ご紹介する鉄道模型は、天賞堂(Tenshodo)の国鉄急勾配用タンク式蒸気機関車E10形(No.542)と国鉄蒸気機関車C52形(No.540)です。
● 創業から140年を超える歴史の長い天賞堂
1879年に創業した天賞堂(てんしょうどう)は、宝飾・時計・鉄道模型・記念品・表彰品の製造販売を行う会社です。
当時の社長・新本秀雄の趣味が鉄道模型だったことから、1949年に銀座本店の空きスペースで鉄道模型の販売を開始しました。
銀座本店の角には可愛らしい天使の像が設置されており、銀座のシンボルの一つとして知られています。
戦前の銀座本店は東京でも特に目立つ建物で、夏目漱石の執筆したいくつかの作品には天賞堂の名前が登場します。
● 鉄道模型の種類について
鉄道模型とは、決められた縮尺(スケール)と軌間(ゲージ)による鉄道車両・線路の模型のことを言います。
天賞堂・カツミ・カトー・トミックス・マイクロエース・グリーンマックス等のメーカーから、様々なゲージで販売されています。
【Nゲージ(エヌゲージ)】
本物の車両の1/148から1/160サイズで、レールの軌間は9ミリです。
レール幅の「9＝nine」の頭文字が名前の由来になっており、日本の鉄道模型の中で最も普及しているサイズです。
【HOゲージ(エイチオーゲージ)】
本物の車両の1/87サイズで、レールの軌間は16.5ミリです。
Oゲージのハーフサイズなことから「half」の頭文字が名前の由来になっており、1/76・1/80・1/90といった1/87ではなくても16.5ミリをスタンダードとする鉄道模型は全てHOとされていた時期もありました。
【Oゲージ(オーゲージ)】
本物の車両の1/43から1/48サイズで、レールの軌間は32ミリです。
1/32サイズの「1番ゲージ」より小型という意味を込めた「0番（ゼロバン）」が名前の由来になっており、のちにアルファベットのOへと変わりました。
【Zゲージ(ゼットゲージ)】
本物の車両の1/220サイズで、レールの軌間は6.5ミリです。
これ以上小さい模型は登場しないだろうと考えられ、アルファベットの最後のZが使用されたことが名前の由来になっています。
【TTゲージ(ティーティーゲージ)】
本物の車両の1/120サイズで、レールの軌間は12ミリです。
テーブルの上でも遊べる鉄道模型を意味する「Table Top」の頭文字を略したことが名前の由来になっています。
【Gゲージ(ジーゲージ)】
本物の車両の1/22.5サイズで、レールの軌間は45ミリです。
ドイツ語で大きいを意味する「Gross」の頭文字が名前の由来になっています。
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